子育てバイアスにはまる日本人

 

 正直な話、勉強出来た方がいいに決まっています。なのに、親として生きる時、ブレる日本人。


30年我が子の子育てを通して学んだことは、
結局勉強が最重要であるということ。
誰でも結果が出るし、裏切りません。

一芸に秀でたとして、それで稼いで生きていくことは至難の技です。99%の普通人はほぼ不可能です。

また、日本の子育て習いごとバイアスも感じます。

例えば、代表的なものがスイミング。
そもそも学校にプールが設置されている国は、世界でも珍しい。

我が家は6年間ドイツで暮らしましたが、ドイツではもちろんプールは学校になく授業もありません。代わりにスケートとスキーでした。

娘達の帰国子女のお友達は、全く泳げないそうで、聞けば一度も泳ぎを習う機会がなかったそうです。それでも日本の学校教育で何も困っていないし、一流大学を出て立派な社会人になっています。

最近日本の小学校も、気温管理が厳しくほぼプール授業は受けられないし、中学、高校は選択種目なので、水泳を選択しなければ、泳ぐことはなく評定にもなんだ関係がありません。それでも習う?

次は母親の夢、バレエ🩰ピアノ🎹バイオリン🎻…
体操教室…
週1英会話教室…
野球、サッカー、テニス、ラグビー、剣道…
ダンス、チアリーディング…
絵画教室、知育教室…

何か一つに絞りましょうよ。
あれもこれもやっても、何一つ身につかないことが目に見えています。

毎日別の習いごとにはめ込まれて、子どもはヘトヘト…
親も同じスケジュールを一度体験すると理解出来ます。
何にも集中出来ない人間が育ちます。

習いごとは自由遊びとは違います。また行き帰りの時間もかかる。帰ってからさあ勉強と言われても、エネルギーが切れているのです。

我が子を勉強出来るように育てたければ、毎日エネルギーを残しておくことが必要です。

これは、私の教室に通う生徒達を見ていてつくづく思うのです。最初は勉強出来なかった生徒も、習いごとが少ない生徒は、勉強に集中できるので、どんどんまわりを追い越していくのです。それもいつも楽しそうに学習しています✨

スケジュールや時間に追い詰められていない生徒は、実に伸び伸びと、自分の意思とペースで勉強します。

結果、自然と心が自立していくのです。

あなたのお子さまは、習いごと多すぎていませんか?
お金と時間を無駄にしないで、子どもが後に役立つ選択をお願いいたします🙇‍♀️

 

 

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