「楽しい」は苦しさの先にある

 「楽しく勉強して欲しい。」

教室に入って間もない保護者様が、よく言われます。

確かに🤔
いつも誰でも楽しく勉強出来たらどんなにいいでしょう。そんな夢の国へ行ってみたいものです。

「ところで、子どもの頃勉強は楽しかったですか?」
と保護者様に質問すると、
ほぼ100%「嫌いでした。楽しくなかったです。」💦

それが真理です。

巷では、楽しく学べる!とかなんとかSNSや宣伝広告されて、自分以外の人は、全員楽しく勉強していると錯覚していたり、楽しい学習が世界のどこかにあると勘違いされている保護者様が実に多いです。

そんなものはどこにもありません!
最初楽しかったとしても、モチベーションは長く続かないもの…
勉強は苦しいものなのです。ですが、その先に楽しさが待っています。その域になれるかどうか…が問題です。

人間誰でも最初は楽しい、簡単だから。
でもすぐ飽きます。特に子どもは飽きます。
それで、子どもが喜ぶものをどんどんハシゴしても、何も身に付かない…

当たり前ですが、苦しさを乗り越えなければ、身に付きません。それを幾度となく乗り越える内に、以前は苦しかったことが、苦しくも何ともなくなり、気付けば、周りの誰より勉強が得意になってきて、楽しくなって、今度は自分からやるようになるのです。

子どもが楽しくなるまでの、苦しい段階を乗り越えさせるのは大人の力、ここで差がつくのです。
子どものつまらないは、何の根拠もありません。子どもがその程度で何かを嫌いになることもありませんし、そもそも嫌いになるほどやってもいません。

簡単に手に入る楽しさなど、本物の楽しさではありません。苦しさを避けずに、向き合い乗り越えて、本物の楽しい!に到達してもらえることが、私達の仕事です。

子どもが楽しく喜んでいるうちはまだまだです。嫌がって悩んで、初めて親はスタートラインに立つのです。さあ、あなたもこれからが本番です!
一緒にがんばって参りましょう♪

 

 

 

おおば先生の公文式教室 体験申込、お問い合わせはこちら>