今日は「がんばる」についてです。
一口に「がんばる」と言っても、そのレベルは人それぞれ。また時と場合によって、同じ人でもがんばり度合いは変わるものです。だから、一言で片付けられないのですが、多くの生徒・保護者様と対峙して、がんばるのレベルが人によって大きく違うことに気付きます。
基本的には、その子その子のがんばるペースで良いと思います。私も普段個人別対応をしています。
ただ、進路の選択や受験などは期限があります。
やる時は、やらねばならないのですが、やるレベルが相手と乖離してしまうことがあり悩みます。
要するに、私の要求するがんばるレベルと相手のがんばるレベルに大きな差があるということです。
例えば、大谷選手はマンガを超えたスーパースターですが、その功績の裏には、常人には真似の出来ない普段の「がんばり」があります。
教室で、小学生で最終教材を終えたり、長年継続出来る生徒達も、一様に並々ならぬがんばりが体にしみこみ、がんばる精神が滲み出るほど。保護者様も我慢強く、思慮深い。
この位やれば、こんな結果になることが私にはわかるので、相手が達成したい目標がある時は、その内容に合わせて具体的数値を出してがんばるよう促します。
ただ、がんばった経験が少ない人は、いざという時がんばれない…というか、本人はがんばっているつもりだけれど、それはがんばっているとは言い難い…と感じることもあります。
「がんばる」ことも経験。積み重ねでしか身につかないことを子ども達が教えてくれます。
がんばらなくていい〜という風潮ですが、
がんばった先にしか、達成した爽快感はありません。
また、がんばったレベルに応じた結果しか出ないことも子ども達が教えてくれます。
明確な目標がある時は、正しい方法で、がんばるしかありません。甘えさせるのは、目標を達成してからです。
シンガポールの子ども達は、いい意味でがんばっていました。今の自分を越えたい人は、ぜひ私の教室の門を叩いて欲しいです。一緒にがんばってみませんか。
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