子ども時代は、学力の前に「学習体力」

学年末のこの時期、子どものテストの点や成績、気になりますね。どうしても、一喜一憂してしまいます。
私も、生徒たちのことは俯瞰して考えられますが、自分の子となると、なかなかそうもいきません。

では、感情的にならずに、本人に寄り添う…と言われましても、本人のやる気を何もせずにただ待っていても、現状は変わらないと思います。

私が重要だと思うことは、学力の前に「学習体力」をつけること。

「学習体力」とは、
机に座っていられること
本や文献を読んだり、文章を書いたりすること
机上で問題に立ち向かうこと…など。

結局、学校の勉強や受験は机上の勉強です。
その上でプレゼンしたり、パフォーマンス出来るといいですよね。

スポーツで培う集中力や体力は、生きる上で役に立ちますが、体力があるから勉強も出来るというのは、やはり無理がある解釈だと考えます。

勉強するためには、「学習体力」が必要です。
最も発揮されるべき時までに、地道に学習体力をつけておかなければなりません。だって急に何時間も机に座って勉強も仕事も出来ませんから。

スポーツを全くやってこなかった人が、いきなり激しい運動ができないのと一緒です。実に単純な話です。

こう考えると、小学校中学校時代は、学習結果より地道な勉強を続けられることに重点を置いて、「学習体力」を伸ばすことに注力する時でしょう。

「学習体力」を蓄えておいてこそ
本人のやる気が出てきた時、花開くことが出来るのです。

何もしないで、放任していては、花が咲くことはありません。子育てとは、すぐに結果の出ない地道な継続と忍耐の連続。この継続と忍耐を乗り越えた親だけが、成長出来るのだと思います☺️

 

 

 

 

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