「学問のすすめ」について

今、とある機会をいただき
憲政史を学んでいます。

大隈重信や福沢諭吉は、大学を建学した教育者として有名ですが、それは晩年の功績で、本来は近代日本をつくった政治家でした。

特に福沢諭吉は、大隈重信をはじめ、伊藤博文や板垣退助などの師でもあり、日本の憲政の基礎をきづいた人物であったことを皆さんご存知でしょうか?

私は知りませんでした。
そして福沢諭吉の「学問のすすめ」は、あまりにも有名ですが、読まれたことありますか?

この「学問のすすめ」に、人は
「なぜ勉強しなければならないのか?」
という疑問に対する答えが書かれております。

なるほど💡初めて腑に落ちました。よく保護者様に質問されますが、確固たる答えが出せずにいました…これからは、わかりやすい言葉に代えて、勉強する意味を多くの人に届けていけそうです❤️

大人の方も、お子さまにも
ぜひ皆さんに読んでいただきたい一冊です!(現代語訳版が出ています)

到底全部をお話することは出来ませんが、学問がないとどうなるのか…

大事な一節を抜粋してみます…

中略〜しかし、学問がなく、物の道理も知らず、食って寝るしか芸がない人間がいる。無学のくせに欲は深くて、ぬけぬけと人をだまして、法律逃れをする人間がいる。国の法律がどのようなものかということも知らず、自分の仕事の責任というものも果たさず、子どもは産むけれども、その子どもをきちんと教育するというやり方も知らない。〜中略〜
だから、人民がもし暴力的な政治を避けようとするならば、今すぐ学問に志して、自分の才能や人間性を高め、政府と同等の地位に登るようにしなければならない。

これが、私のすすめる学問の目的である。
(明治6年11月出版)

福沢諭吉先生のお言葉ですので、お間違いなきよう。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、
国をつくるのは我々です。政治家を悪く言うか無関心、人ごとだと思って生きている人が大半ですが、政治家を選んでいるのは実は私達。

政治家は国民の鏡だそうです。
今の日本もそういうこと。

まずはしっかり勉強して、
自分の人生を見事に生きてみたいですね。

そして、未来をつくる子ども達にも、学ぶ本質に気付いてもらえるよう伝えていきたいと思っています。

 

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