子ども達をたくさん見てきて気付くこと

 公文汐見台教室、公文日限山3丁目教室 は

幼児さんが多いのが特徴です。

 

現在1歳から2、3、4、5、6歳とすべての年齢の生徒達が多数学んでいます。

 

自学自習がモットーの公文式ですが、0歳や1歳は保護者様の補助無くして学習は成り立ちません。

 

しかし2歳前位から、一人で教室学習ができるようになってきます。

 

親は「読む」「数える」「書く」という学習事態に関心が集中していますが、私が見ているのはそれだけではありません。

 

🌟教室での様々な所作が自分でできるかどうかが重要ポイントです。

 

例えば、

1、かばんから宿題と筆記用具が自分で出せるか。

 

2、筆入れからえんぴつを取り出せるか。

 

3、今日のプリントを自分で取り出せるか

 

4、名前が書けるか。

 

5、日時が書けるか。

 

6、プリントを効率よくめくれるか。

 

7、プリントをトントンして成績表に、はさめるか。

 

8、やり終わったプリントを採点ボックスに入れられるか。

 

9、数字盤などを自分で取ってきて、終わったら片付けられるか。

 

10、自分でかばんに片付けて部屋を出られるか…

 

など、先生に促してもらわずに、自分のことができるか否か、実はここに子どもによる大きな差が出ています。

 

3歳でも、えんぴつを自分で出して学習できる子は、プリント学習もスムーズで集中力があります。終わったら、自分で片付けてかばんを背負って教室を颯爽と出ていきます。

 

かたや、6歳でも先生が促さないとえんぴつも出さず、名前も書かず、手を下にして誰かがやってくれるのを待っている子もいます。

 

学習うんぬんの前に、人間として育てなければならないことがありますね。

 

自分でできることは、自分でやれるように、親はナイスアシストをする必要があります。

 

何でもやってしまっては、子どもは自ら手を動かさなくなってしまいます。そして不器用に育ちます。

 

親は伴走者です。

おんぶに抱っこで、子どもを抱え込んでは育つ能力も育ちません。

 

自分の身の回りのことが手際良くできるお子さまは、手先も器用で、プリントの扱いもきれいです。こちらが教えなくてもできるのです。

 

そのようなお子さまが学習も順調なのは理にかなっています。

 

学習習慣をつけたいならば

その前に

「自立した」生活習慣を身につけておくことが必要です。

 

家庭の力、大切です!

日々の生活の中で、子どもが自分でできることを増やす工夫と声かけを行なって欲しいです。

 

 

 

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