そう思ってしまうのは、日本しか知らないからです

 公文式で私立中学受験ができる!という投稿に、反響をいただいております。


受験塾の入塾期も早まっていますね。少子化ですので、生徒獲得に必死なのはうなずけます。

しかし、皆さん。
本当に我が子が早期に受験塾に入って、塾の先生と保護者に管理されて、多感な学童期を過ごすことが将来有望になる方法でしょうか?

そもそも日本で行われている受験スタイルが、全世界的だと思わないでいただきたいのです。

日本の受験は、日本だけで行われている方法です。

暗記中心のインプット学習の評価を重視した日本の受験に、私は疑問が大ありです。
私が暮らしたドイツの試験は全く違っていました。そもそも中学高校では面接しかないです。日々の学習と学校の評価が大切。

大学入学試験については、全く別物で、論述力とプレゼン力を試される出題内容は、日本的学習法では太刀打ちできないと思いました。

しかし、いざ就職活動や社会人になって必要な力と言えば…ドイツの教育でつく力なのではないかと思っています。小さい頃から論理的思考をつけさせる教育です。ディベート力も。

ドイツだけでなく、フランスなども同様で、フィンランドにいたっては試験自体がありません。
しかし、PISAの世界ランキングでは、高い水準を保っています。

暗記力は高い方がいいけれど、
それを伸ばすなら乳幼児期です。

塾で学ぶことが楽しい子どもはよいのですが、苦しんで、わからないのに授業受けさせられて、テストの結果でクラス替えされるヒリヒリした毎日を何年も送った子どもは…
偏差値の高い学校に入っても自己肯定感が低くなりそうです…

学童期は基礎学力をまずつける。
どこの国でも学ぶ世界標準の内容=学びの軸、しっかりとした幹を育てること。

公文式の学習内容は理にかなっていますね。
自分のペースで毎日コツコツ。

後は規則正しい生活と自由な時間が大切です。学童期はとことん遊びましょう!

塾へ行かなくても大丈夫ですよ。
世の中に惑わされず、自分は出来るんだ!
という本人が自信を持てる選択を、我が子のためにしてほしいと願っています。

 

 

 

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