先日、ドイツに住む友人と🇩🇪話をしました。
ドイツ時代はママ友で、彼女は芸術家の姉妹を育てる母親です。結婚してずっとドイツ🇩🇪で暮らす日本人夫婦です🇯🇵
ま〜色々な話をしましたが、最後に彼女が言った言葉は印象的でした。
「私、長い間娘達とピアノの世界でやってきたけれど、そうして至った考えは、
人に言われてやっているうちはダメなんだということ。
先生に言われてつくったものではなくて、結局自分で考えて、作り上げるしかないし、自分で出来ることが、要するに芸術なんだとやっとわかった…」
なんて深いんだと、ちょっと感動🥺
彼女の歩んできた道は、日本で暮らす者とは全く違う道だから、親子で苦労も多かったはずだけれど、でもお嬢さん達は、たくましく成長されています。
先日クララハスキル国際コンクールで優勝した時、お嬢さんは一切先生のレッスンを受けていないそうです。コロナと先生がご病気で受けられず、すべて自分一人で練習して作り上げたものが認められたということです‼️驚き‼️
この話は、何もピアノの世界に限った話ではないように思います。
彼女いわく、ドイツの音大の教授達によく言われたことが、
*なぜそんなに弾いてばかりいるの?
*もっと旅行や美術館に行かないと!
*もっと旅行や美術館に行かないと!
*もっと旅行や美術館に行かないと!
*バカンスを楽しんで!
*感性を養うことが大事
もー、みんなにそう言われたそうです。
これって彼女が日本人代表で言われているように感じます。
型にハマった日本人。
先生の言う通りにする日本人。
言われたことをこなすだけの日本人。
自分から意見しない日本人
自分で考えない日本人
になったらダメだということを、
ドイツは教えてくれています。
彼女は、海外のコンクールで、
日本人の演奏は、
顔を見なくてもすぐわかるそうです。
全員一緒だから。
世界で勝てる人は、日本から出ていっていますよね。
日本の教育システムの問題と
日本人の大人の考え方の問題だと
私は思っています。
誰かが教えてくれるのを待つマインドを、あなたはお子さまにつけたいですか?
日々の生活がお子さまをつくりあげています。
まずは、日本の教育環境に問題意識をもってみませんか。
私は公文式の考え方が好きです。
公文公会長のお考えは、ある意味とがったメソッドですが、人間教育の真理であると思います。
「自学自習」「学年を超えて学ぶ」
「ちょうどの学習」
これを本当に理解して実践していただける人が増えると、日本の未来は変わっていくと思います。
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