個人面談で一番お話したこと

先週今週と三日間にわたり、合計45組の保護者様と個人面談をさせていただきました。

 

面談は二部構成になっていまして、第1部が指導者の大庭との面談で、教室とご家庭での学習状況についてお話しさせていただきました。

 

第2部はスタッフとICTの登録について確認をしました。今回の記事では、第1部について詳しくお話しします。

 

一番多くの保護者様が悩んでいたこととは何だったでしょうか?

 

保護者様からのご相談で1番多かったのは「毎日勉強ができない」と言うお話でした。

 

「公文の日、もしくは前日にまとめてやる。どうしたら良いか?」と。詳しくご家庭の状況を伺ってみると、概ね下のような感じです。

 

 うちの子は、ゲームやYouTubeばかりやって公文の宿題は先延ばししようとする。

 

放課後、習い事から帰ってきた後は、リビングに座ってゲーム。その後ご飯を食べたらYouTube。学校の宿題をやって気がつけばもう寝る時間。

 

仕事から帰ってきてくたくたなのに、「公文の宿題をやりなさい!」「やりたくない」の押し問答を毎日している。この言い争いにもう疲れたから、公文を辞めさせようか悩んでいる。

 

「あら?うちの事かしら。」と思った方は続きもお読みくださいね。

 

【面談の雰囲気をお楽しみください。】

 

大庭

「お母様、勉強してほしいのかそれともゲームをしてほしいのかどちらですか? 」

 

保護者

「もちろん勉強です。」

 

大庭

「では、なぜ、勉強する前にゲームやYouTubeを許すのですか?」

 

保護者

「別に許しているわけではありません。勉強するように口酸っぱく言っています。」

 

大庭

「リビングにテレビがあったら誰だって見たくなりますね? 何のためにリビングにテレビを置いているの?」

 

保護者

「!!!!?????」ここで皆さん絶句

 

大庭

「勉強してほしいんでしょう? だったら、家の1番居心地の良い場所を勉強の場所にしないでどうするの? リビングにテレビを置く必要がありますか?」

 

保護者

鳩が豆鉄砲食らったような顔しておられます

 

大庭

「テレビは家の隅の暗くて狭い部屋に置いておくのよ。どうしても見たいときだけ、一人でそこに行って見るの。」

 

 

いかがでしたか?

 

 

 「リビングにテレビを置かない」

 

環境を変えて行動変容を促す、賢いやり方だと思いませんか?

 

いいねと思った方はすぐに実行してくださいね。

 

 

おまけ

 

じゃあ、ゲームはどうすればいいの? と思った方。ゲームも基本は同じこと。「やりたいことより、やるべきことを先にやる子にする!」その決意が親御さんにあるのかどうか、子どもは鋭い観察眼で見ています。買い与えたのはだれですか? 取り上げたのに、すぐ返してしまったのは誰ですか?