鼻水が止まりません、熱も出てきました。こんな時は病院に行きますね。ノドにヘラを突っ込まれてオエっとし、細い綿棒を鼻の穴に刺されてズキズキし……5分後。「風邪ですね。薬出しでおきますので、お大事に」となります。なぜだかインフルエンザではないと損した気分になります。
さて、場所が変わってここは公文教室。子どもたちが各々のプリントをやっています。スラスラと集中して学習している子、✔をたくさんもらっている子、ケシカスが量産されている子。後ろの二人は苦戦中。同じ苦戦でも子によって症状は様々。割り算のひっ算で苦戦しているように見えても、かけ算の練習不足で商が立てられない子、繰り上がりの足し算でミスが多い子、引き算にミスが多い子……などなど、子によって症状は様々です。
指導者はプリントの出来具合から症状を判断し、その子に一番合ったプリントを宿題として処方するのです。薬をのまないと治らないように、宿題をしなければ今できないことができるようにはなりません。
今日、日限山3丁目教室では宿題をやってこない子に愛の檄が飛びました。「一番効くプリント入れてあるから全部やるのよ。やらないと治らないのよ(できるようにならないの意)!」
宿題は薬なのです。