公文式では、「学年を超えて先に進む」ことを目標にしています。そのため、学年相当以上に進んだ子には表彰状形式の「進度一覧表基準認定証」が贈られます。さらに、3学年以上先に進むと「高進度学習者賞」としてガラス製の素敵なトロフィーが贈られます。
なぜ、公文式は学年より先に進むことをお勧めしているのでしょうか? 今回は3学年先に進むとどんなことが起きるのか、算数・数学を例に考えてみたいと思います。
3学年先に進むというのは、例えば小学3年生の終わりまでに小学生の範囲が終わっているということです。小学校高学年では中学数学を、中学生で高校数学を先取りで学びます。中学校に入って、お友達がXやYに人見知りし、マイナスの泥沼にはまっている姿を横目に、3学年先に進んだ子はすでに中学数学を一通り終え、高校受験できるくらいの実力で中1数学を学ぶことができるのです。
3学年先に進んでいると
・学校の数学が簡単で仕方がないと感じることができる(もちろん成績は良い)
・友達が数学に費やす家庭学習時間を、ほかの教科の学習にあてられる
これがどれ程のアドバンテージなのかは、中学・高校で学んできた皆さんには想像ができると思うのです。圧倒的な差。ずるい! ずる過ぎる! 私も「やってりゃ良かった公文式!」